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Q&A

インターネットでの旅行契約にご注意

最終更新日:2018/07/27

Q インターネットの比較サイトで海外旅行の航空券と宿泊ホテルを予約しました。出発の2週間前に骨折してしまい、残念ですが旅行をキャンセルしようとしたら、高額なキャンセル料を請求されました。キャンセル料の上限は法律で決まっていると聞いたので、今回の請求は拒否できるのでしょうか。

 

A 日本の旅行業者は、旅行業法上の登録を受け、同法に則って営業します。旅行契約を締結するにあたって、標準旅行業約款をモデルとする約款規定を定め、これに従うこととされています。標準旅行業約款では、キャンセル日(契約解除日)に応じて、キャンセル料の上限が定められています。

最近、インターネット上で台頭している宿泊や航空券の比較検索サイトは、パッケージ旅行や宿泊先、航空券などのサービス提供業者にサイトを利用させるという形態(場貸しサイトと呼ばれます)をとっていたり、サービス提供業者のサイトに移動する形態をとっていることが多いです。つまり、消費者(旅行申込み者)は、検索サイトの運営業者と取引しているつもりが、宿泊先や航空会社等と直接契約していることも多くあります。この場合、旅行業法の適用を受けず、独自のキャンセル規定が適用されることもあり得ます。海外のホテルや航空会社と直接契約しているケースでは、トラブルに発展した場合に、その国の法律に基づいて直接交渉せねばならない可能性もあります。

インターネットを利用した旅行申し込みは手軽ですが、契約の相手方が誰であるかを確認することが大切になります。また、キャンセル条件などの契約内容を確認した上で申込むようにしましょう。

 

弁護士 浦 本 真 希 uramoto@fujikake.lawyers-office.jp