メールフォームはこちら

078-341-3684

  1. 神戸湊川法律事務所
  2. Q&A
  3. 改元に便乗した振込め詐欺

Q&A

改元に便乗した振込め詐欺

最終更新日:2019/03/08

Q 振り込め詐欺の被害を避けるには、どうすればよいですか

 

A 振り込め詐欺は、様々な手口があります。家族や公共機関を装った金銭支払や個人情報の提供を要請する連絡は、必ず誰かに相談するようにして下さい。

「振り込め詐欺」という言葉は社会に広く浸透していますが、平成30年の被害は、警察庁HPによると、1万6315件、被害額は349.0億円にのぼっています(いずれも暫定値)。これは、警察が認知した被害件数なので、実際はより多くの被害が発生しているといえます。

有名なのは、息子等家族に扮して、電話口で、事故を起こした等の緊急事態を告げて動揺させ、お金を振り込ませる「オレオレ詐欺」ですが、例えば弁護士や警察官に扮した者が自宅まで訪ねてきて臨場感を持たせたり、敢えて、折り返し連絡をさせることで、実際に起こった事態と信じさせようとするなど、手口が巧妙化してきています。

「オレオレ詐欺」だけでなく、最近の出来事に便乗した振り込め詐欺も多く見受けられます。例えば、今年1月には、首都圏で改元に乗じた詐欺が発生したとの報告がありました。一般社団法人全国銀行協会を騙る葉書が届き、そこには、改元で銀行法が改正されキャッシュカードが不正防止対応のものに変更する必要があるので、キャッシュカード変更申込書に銀行名・口座番号・暗証番号を記載の上、キャッシュカードと一緒に返送してほしいと案内されていたそうです。いかにも正当な案内葉書のように装われており、ここでも手口の巧妙化が顕著です。

そのほか、東京オリンピックに乗じた投資詐欺、チケット入手に関する詐欺、災害義援金を騙って振り込ませる人の善意を逆手にとった詐欺も多く報告されています。少しでも不審に思ったら、信頼できる人や役所等に相談すること、もし騙されてしまったと気づいたときには、自分を責めずに、警察や消費者センター、弁護士に相談することをお勧めします。

 

弁護士 浦 本 真 希 uramoto@fujikake.lawyers-office.jp